住宅ローンを借りる銀行を選ぶ
中古マンションの購入を住宅ローンの銀行選びネットであーだこーだ検索しているなら、まずは銀行にいってみることをおすすめします。想像していたよりずっと銀行は親切だったお話です。
自分は、銀行とのアポイントが遅すぎて気に入った物件を見つけても、銀行と住宅ローンの話を進めていなかったので色々と苦労しました。
失敗談 「ネットで銀行探し」は時間を無駄にしてました。
住宅ローンの銀行を選ぶにあたって、まずはじめたのがネットで金利比較。住宅ローンは支払期間が長いとちょっとの金利でドエライ変わってくるので 0.1% でも金利が低い銀行を探していました。
住信SBIネット銀行や新生銀行、イオン銀行といった銀行は金利が安め。みずほ銀行、三菱UFJ銀行などメガバンクは高めでした。金利を比べてネットでポチポチと返済シミュレーションしたり、住宅ローンのホームページを見たりしてた。
この時間が無駄無駄無駄無駄無駄でした!
住宅ローンを浅い知識で見比べて検討しても、何の役にも立ってないことをあとで思い知りました。
みずほ銀行の住宅ローン「無料相談会」にいってみた
銀行では月に一度、休日に住宅ローンの「無料相談会」というのを開催しています。
近所にいくつか銀行があってそのうちのひとつがみずほ銀行。社内のイントラに無料相談の案内がのっていたので一度、プロに相談しようとお試しな感じで行ってきました。
みずほ銀行の銀行口座は、会社の都合で作ってはいたけど給与振り込みや公共料金の引き落としなどにつかっているわけでもなくほぼ休眠口座。付き合いはまるでないし、メガバンクは金利が高いから選ぶことは無いと思うけど高額ローンなのでプロに相談したい。
銀行に電話するって滅多にないのでちょっと緊張したけど自然な対応で安心。電話で日程予約すると源泉徴収票を持参してほしいとのこと。
無料相談の当日、ネットで身につけた浅い知識と源泉徴収票をもってみずほ銀行に向かうと相手をしてくれたのは若い女性銀行員さんでした。
勝手にベテランのおじさんがゴリゴリと数千万を貸し付けるのを警戒していたので安心しました。
無料相談会で相談したこと
今思うと、無料相談会にノープランで源泉徴収票だけもって行っていました。
住宅ローン無料相談でなにを相談できるのか?を相談しに来た感じでした。
ノープランなそんな自分の唯一の持ち物、源泉徴収票からいくらまで融資できるかを目安を教えてくれます。
「あくまで目安ですが、融資可能額はこちらになります。」
想像以上の融資可能額を提示されて、ステキな笑顔でゴリゴリに貸し付けちゃうんだ!と逃げ腰になっちゃったけどこれは銀行のおもてなし。
源泉徴収票から銀行がいくら融資してくれそうかざっくりとした目安を教えてくれるので早めに知っといたほうがいいです。例えば、転職したばかりだと融資額が少なくなるかもしれません。自分が借りれる住宅ローンのポテンシャル(=購入予算の目安)を数字で知っておきましょう。
提示された額は想像の斜め上を金額で豪邸に住むのも夢ではないけどとても返せる気がしない。75歳まで毎月15万の返済計画は現実的じゃありません。
現実的な住宅ローンの返済シミュレーション
いくら借りれるばかり考えていましたが、何歳までに返済するのか?も重要でした。
例えば、40歳で35年ローンを組むと75歳まで返済が続きます。65歳で定年したとして、その後も10年間も同じ返済額を続けられるのか考えさせられました。逆にローン期間を短くすると毎月の返済額が増えても大丈夫なのか…。
せっかく銀行の無料相談なので現実的な返済シミュレーションを計算してもらいました。
・3000万円を65歳までに払い終えるには毎月の返済額は?
・月に10万円返済で60歳まで払うときはいくら借りれる?
・65歳以降は、返済額を半分にすると?
無料相談会にいったときは中古マンションの物件を探しているときで予算も決まっていなかったのですが、いくつかのパターンで返済シミュレーションしてもらうと購入できる物件のリアルな額が明確になりました。
無料相談で住宅ローン返済のリアル・シミュレーション
いくら借りれるばかり考えていましたが、何歳まで返済するのか?も重要でした。
40歳で35年ローンを組むと75歳まで返済が続きます。
定年後も同じ返済額を続けられるのか考えさせられました。
逆に、ローン期間を短くすると毎月の返済額が増えるのでそれはそれで大丈夫なのか…。
銀行の相談役には、自分でシミュレーションが難しいことを聞いてみました。
- 3000万円を65歳までに払い終えるには毎月の返済額は?
- 月に10万円返済で60歳まで払うときはいくら借りれる?
- 60歳以降は、返済額を半分にすると?
など利息も含めたシミュレーションしてもらいましょう。自分が購入できる物件価格の上限とその場合の返済額、返済年齢がわかると物件探しに無駄がなくなります。
みずほ銀行の住宅ローン講座
住宅ローンについて色々と教えてもらいました。
ネットで調べて知っていたつもりでしたが知らなかったことばかり。安い金利にばかりに目がいっていたけど他にも重要なことがたくさんありました。
- 金利プランは、変動・固定をミックスすることができること
- お勤めの会社によって提携金利があること
- 金利でよくみてほしいポイント
- 契約するまでにたくさんの審査があること
- 融資までにどのくらい時間がかかるか
- 手数料と保証料の違い。
ピュアな状態な自分に丁寧に教えてくれました。
無料相談会に行って一番よかったことが「住宅ローンで相談できる銀行員さんができたこと」でした。
銀行と話す機会はなかなかないので、なにかと相談できる担当者と知り合えて良かったです。
担当者さんとは、住宅ローンの契約が終わってもずっとお世話になっています。
住宅ローンの銀行選びを始めるタイミング
無料相談に行ってみてとても重要なことが分かりました。
「俺のアクションは遅すぎている」
中古マンションを探して、いい物件を見つけたら契約をしようとしている段階なのに、まだ住宅ローンを借りる銀行を探しているのは遅すぎているそうです。
住宅ローンはいくつもの審査や契約があって時間がかかるため、マンションの購入の意思があればいつでも融資の話が進むように銀行と話を詰めといた方がよいそうです。
特に中古マンションの購入は、早いもの勝ち。購入したいマンションが見つかって売買契約したくてもローン契約でモタモタしていると他の人に買われてしまうことも少なくないそうです。
中古マンションの場合、売主が売り急いでいることもあって、融資できるかどうかわからないような買主(俺のこと)では物件を抑えられないこともあります。
その物件を抑えるために、まず重要なのが「事前審査」という銀行の審査に合格しておくこと。
まだ、みずほ銀行から住宅ローンを借りると決めていないのに審査するとこのまま契約になるんじゃ…と悩ましかったのですがさすがは渉外担当のプロ。察してくれて、事前審査は気軽なことを教えてくれました。むしろ事前審査でこちらのスペックや意図がわかるのでウエルカムだそうです。
ちょっと考えさせてもらって次回は、事前審査をしてもらいます。
みずほ銀行の無料相談にいったまとめ
- ベテランおじさんの警戒は不要
高額な住宅ローン、よく分からないままベテランのおじさんに貸し付けられるかと警戒していたけど要らぬ心配だった。 - いつも無料相談
初回無料で次回からは有料ってことはなくて次回も無料で相談にのってくれます。 - すごい親切
昔に作った口座でほぼ休眠口座だったのにとても親切でした。