中古マンションを購入するときに知っておきたい立地情報
グーグルマップでみると駅や学校も近いしスーパーも近くて便利、すごい立地いいじゃん!と普段の生活に関係するところばかり気になりますが
もっと気にして欲しい立地条件はら自然災害に強い立地かどうか。
最近は、まさかの自然災害で被害を受けることも少なくありません。
万が一のときにやばそうな地域にある物件じゃないか最低限のことを調べておきましょう。
ハザードマップで危険のある地域を確認
市町村の自治体では、土砂崩れ、洪水、土砂崩れなど自然災害の危険が予想される地域を記載した防災マップやハザードマップを作成していてホームページなどで公開しています。
念のため物件周辺の状況を確認しておきましょう。
ハザードマップは市役所のホームページにあるはずですが、Googleで 「市町村名 ハザードマップ」で検索するのが簡単です。
未来の日当たりを予測できる「市町村名」
地域にどんな建物を建てるかの計画図。
建築物の用途や高さなどの制限が記載されています。
特に高さ制限は将来の日当たりや眺望に関係してくるから物件の周囲がどれの用途地区に該当するのか認識しておきましょう。
気にしたいのが工業地域。
工場が閉鎖になって売り地になっても工場の跡地は工業地域のまま。
今は住宅が建っていても実は工業地域のこともあります。
工業地域は高さ制限がないので巨大マンションや高層ビルが建設される可能性もあります。
道の反対側にあった駐車場が実は工業地域で高層マンションが建ってしまったなんてことも…。
戸建ての場合は特に注意したいところです。
今は抜群の眺望と日当たりだけど隣が畑とか駐車場のようなときは相続と同時に売却されたり土地が売れるまで駐車場にしてあるといったケースもよくあるそうです。
広い駐車場だと将来、巨大マンションが建っちゃうこともあるかも知れません。
こちらもGoogleで「市町村名 都市計画図」で検索しましょう。
町名でわかる土地のある場所
町の名前から土地のことがわかることもあります。
町名に丘、山があるときは高台(崖、土砂崩れ)
川、谷、池、沢などの場合は海抜が低かったり川に近かったりする。(氾濫、浸水、洪水、液状化)
ここまでくると気にしすぎって感じもするけど念のために。
最近は毎年降る30年に1度のゲリラ豪雨で冠水したりする場所には注意したい。
近所の防災関連の施設があるとなんとなく安心。
消防署が近くにある地域は、地盤が頑丈で幹線道路との接続もよくて災害に耐性の強い地域である気がする。
とっても心配な人は?
念には念を入れたいあなたは街の図書館にいって古地図を調べてみて。
昔、池や川だった土地で埋め立てている場所は、地震で液状化現象が起こらないとも限りません。
関連サイト
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営している全国のハザードマップを検索・閲覧できるサイト。
使いにくいからGoogleで「ハザードマップ ○○市」で探した方がいい。
国土地盤情報検索サイト「KuniJiban」
地盤情報を検索できる。使ったことないから評価は不明。